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中華人民共和国において日本企業が実施する自動車用鍛造品の製造・販売事業に対する融資
中堅・中小企業の海外事業展開を支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
2019年1月23日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、株式会社コタニ(本社:兵庫県、代表取締役社長:小谷 正博、以下「コタニ」)との間で、融資金額3,000千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三井住友銀行及び株式会社三菱UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は8,600千米ドルです。
      
  2. 本件は、コタニの中華人民共和国(以下「中国」)法人小谷(張家港)精密鍛造有限公司(以下「小谷張家港」)が自動車用鍛造品の製造・販売事業を行うために必要な資金を、コタニに対して融資するものであり、小谷張家港の生産設備の増設に充てられるものです。
      
  3. コタニは、主に自動車用鍛造品等の製造・販売を行う1974年設立の中堅企業であり、2014年に小谷張家港を設立しました。中国における受注が堅調に推移している中、コタニは今次増設により小谷張家港を通じた中国市場でのシェア拡大を企図しています。本融資は、こうしたコタニの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、中国等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
      

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