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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、今般、株式会社荒井製作所(本社:東京都、代表取締役社長 永塚 勝己、以下「荒井製作所」)のインドネシア共和国(以下「インドネシア」)法人PT. ARAI INDONESIA MANUFACTURING(以下「AIM」)に対する融資を行う株式会社千葉銀行(以下「千葉銀行」)との間で、同融資を対象とする貸付契約(融資金額3百万米ドル(JBIC分))及び保証契約(保証対象元本:6百万米ドル)を締結しました。本貸付契約は、千葉銀行と締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開及び日本企業の海外M&A等支援のためのクレジットライン*1に基づき、「成長投資ファシリティ*2/海外展開支援ウインドウ」のもとで実施される個別契約です。
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本件は、AIMがインドネシアで実施する工業用ゴム製品の製造・販売事業に必要な資金を、千葉銀行からのクロスボーダーローンにより借り入れることを支援するものです。
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荒井製作所は、1951年の設立以来、二輪車及び四輪車向けゴム製品の製造・販売を手掛ける中小企業で、2019年にAIMを設立しました。インドネシアでは、経済成長等を背景に二輪・四輪車市場の拡大が見込まれる中、今般、荒井製作所はAIMを通じたインドネシアでの事業拡大を企図しています。本件は、こうした荒井製作所の海外事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関を通じたツー・ステップ・ローンや保証を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業の海外事業展開を、金融面から支援していきます。
注釈
- *1
2019年2月22日付プレスリリースをご参照ください。
- *2
2020年1月31日付お知らせをご参照ください。