米国において日本企業が実施するエンジン等の販売事業に対する融資
成長投資ファシリティにより、日本企業の海外事業展開を支援

• 地域: 北米
• 一般製造業・サービス業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：前田 匡史）は、8日、ヤンマーホールディングス株式会社（以下「ヤンマー」）のアメリカ合衆国（以下「米国」）法人Yanmar America Corporation（以下「YA」）との間で、米ドル建ての貸付契約を締結しました。本融資は、「成長投資ファシリティ^*1」を活用し、民間金融機関との協調融資により実施するものです。
     
2. 本件は、YAが米国で行うエンジン等の販売事業に必要な資金を融資するものです。
     
3. ヤンマーは、ディーゼルエンジンの老舗メーカーで、現在では小形エンジンに加え、その技術を活用した農業機械、建設機械、船舶、発電機の製造・販売等、幅広い事業を展開しています。同社は、1981年にYAを設立、米国市場向けにエンジン、農機、中・小型建機などを販売しています。本融資は、こうしたヤンマーの海外事業展開を金融面から支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2020年1月31日付お知らせ及び2020年5月1日付お知らせをご参照ください。