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タイ王国において日本企業が実施する飲食事業に対するタイ・バーツ建て融資
成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業の海外事業展開を現地通貨建てファイナンスを活用して支援

  • 地域: アジア
  • 一般製造業・サービス業
  • 中堅・中小企業
  • 投資金融
 2020年12月18日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、株式会社サンパーク(本社:大阪府、代表取締役:髙木 健、以下「サンパーク」)のタイ王国(以下「タイ」)法人SUNPARK BANGKOK COMPANY LIMITED(以下「SPB」)との間で、融資金額10百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は「成長投資ファシリティ*1」を活用し、株式会社関西みらい銀行との協調により実施するものです。
      
  2. 本件は、SPBがタイにおいて実施する飲食事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するものです。
      
  3. サンパークは、飲食事業を行う中小企業で、フランチャイズの「びっくりドンキー」や「丸源ラーメン」、オリジナル店舗の「マジカレー」、「ベルヴィル」等、国内外で約100店舗の飲食店を運営しています。アセアン諸国での人口増加を背景に、2013年にSPBを設立しました。サンパークは、SPBを通じてタイ国内でオリジナル店舗の「豚骨火山」、「マジカレー」、「ベルヴィル」等の数多くの飲食店を営み、その蓄積した運営ノウハウを活用して業容拡大を図っています。本融資は、中堅・中小企業による海外事業に必要な資金を供給することで、海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
      
  4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
      
注釈
  1. *1 

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