株式会社ラウンドワンの米国法人が実施するアミューズメント施設の運営事業に対する融資
成長投資ファシリティにより、日本企業の海外事業展開を支援

• 地域: 北米
• 一般製造業・サービス業
• 投資金融

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：前田 匡史）は、本日、株式会社ラウンドワン（以下「ラウンドワン」）との間で、融資金額4,000百万円の貸付契約を締結しました。本融資は、「成長投資ファシリティ^*1」を活用し、三井住友信託銀行株式会社、株式会社高知銀行、株式会社滋賀銀行及び株式会社きらぼし銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は約8,478百万円です。
     
2. 本件は、ラウンドワンの米国法人Round One Entertainment Inc.（以下「ROEI」）が行う、アミューズメント施設の運営事業に必要な資金を融資するものです。
     
3. ラウンドワンは、全国にボウリングやゲームセンター、カラオケ等の複合型アミューズメント施設を展開しています。こうした国内展開に加え、同社は2009年に米国にROEIを設立し、複合型アミューズメント施設の運営経験を活かして、ボウリングの本場である米国で更なる業容拡大を図っています。本融資は、こうしたラウンドワンの海外事業展開を支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2020年1月31日付お知らせ及び2020年5月1日付お知らせをご参照ください。