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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、1月12日(ニューヨーク時間)、年限5年の日本国政府保証によるJBICグリーンボンド(米ドル建て固定利付債券)の発行条件を決定しました。グリーンボンドとは、再生可能エネルギー、クリーンな交通輸送、グリーンビルディング等の気候変動対策・環境保全に資する事業に資金使途を限定して発行する債券を指します。
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JBICは、本債券の発行に先立ち、2021年10月に「JBICグリーンボンドフレームワーク 」(以下「フレームワーク」)を策定しました*1。同フレームワークは、国際資本市場協会(International Capital Market Association:ICMA)が掲げる「グリーンボンド原則2021」に適合するものとして、第三者評価機関であるSustainalytics Japan Inc.(サステイナリティクス社)よりセカンド・パーティ・オピニオンを取得しています。本債券はJBIC初のグリーンボンドであり、日本国政府保証外債としても初のグリーンボンドとなります。本債券の発行にあたっては、グリーン投資家を含むアジア、欧州、中東及び米州の幅広い投資家からの需要を集めました。
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JBICは、2021年6月に公表した第4期中期経営計画*2において、「国際経済社会の持続可能な発展に向けた地球規模の課題への対処」を重点取組課題に設定しました。かかる課題のもと、グリーンファイナンスを通じて、世界の温室効果ガス削減及び我が国の脱炭素化に向けた新たなエコシステムの形成に貢献することを目指しております。本債券は、こうしたグリーンファイナンスの必要資金を調達するためのものであり、本債券の発行代わり金の全額は、フレームワークに基づく適格事業に充当する予定です。
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JBICは今後も日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用し、気候変動対策・環境保全に関する取り組みを金融面から支援していきます。
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本債券の概要は、以下のとおりです。
第1次JBICグリーンボンド(第50次株式会社国際協力銀行政府保証外債)発行体 :株式会社国際協力銀行 発行額 :5億米ドル 発行市場 :グローバル債市場 期間 :5年(2027年1月20日期限一括償還) 表面金利 :1.625%(S.A.) 発行価格 :99.770%(投資家利回り:1.673%(S.A.)) 保証人 :日本国政府 上場 :ルクセンブルク証券取引所 発行日(払込日) :2022年1月20日 資金使途 :本行業務(一般業務)の必要資金のうち、フレームワークに定める適格事業
に充当。引受幹事団
(共同主幹事):J.P. Morgan Securities plc
Crédit Agricole Corporate and Investment Bank
Daiwa Capital Markets Europe Limited
Morgan Stanley & Co. International plc
注釈
- *1
2021年10月29日付プレスリリースをご参照ください。
- *2
2021年6月29日付プレスリリースをご参照ください。