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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:前田 匡史)は、本日、サラヤ株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:更家 悠介、以下「サラヤ」)の香港法人SARAYA HONGKONG CO., LIMITED(以下「SHK」)との間で、融資金額7百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱UFJ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は10百万米ドルです。
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本件は、SHKが香港で行う衛生用品等の販売事業に必要な資金を融資するものです。サラヤの海外拠点向け融資としては、2021年3月の融資*1に続くものです。
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サラヤは、1952年に創業された衛生用品の製造・販売事業を手掛ける中小企業であり、2003年にSHKを設立しました。香港をはじめとするアジア諸国においては、経済成長に加え、新型コロナウィルス感染症の拡大も背景に、液体石鹸や洗剤、消毒剤等の衛生用品のニーズ拡大が見込まれています。サラヤはSHKを通じた衛生用品の市場シェア拡大のみならず、香港をはじめとするアジア諸国・地域における新型コロナウィルス感染症対策及び健康・衛生環境の改善を通じた社会的課題の解決に貢献することを企図しています。本融資は、こうしたサラヤの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、香港をはじめとするアジア諸国・地域等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
2021年5月19日付プレスリリースをご参照ください。