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株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：林 信光）は、本日、日進化学株式会社（本社：大阪府、代表取締役社長：髙田 寛、以下「日進化学」）との間で、融資金額2億円(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、民間金融機関*1との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は約26億円です。
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本件は、日進化学がマレーシア法人Bodibasixs Manufacturing Sdn. Bhd.（以下「BMS」）の発行済み株式を取得するために必要な資金を融資するものです。
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日進化学は、1971年12月にエアゾール製品の製造を目的として設立された中小企業者であり、現在はエアゾール製品の他、頭皮用化粧品を中心とした一般充填品（化粧品、医薬部外品、日用品）の受託製造等の事業を展開しています。BMSはボディケア用品およびパーソナルケア製品の受託製造・販売を行うメーカーであり、日進化学はBMSの買収を通じてASEAN向け製品の製造受託拠点及びBMSの取引先基盤（含むサプライヤー）を獲得することを目指しています。本融資はこうした日進化学の海外事業展開を支援するものであり、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期資金を供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献、ASEANにおける本邦企業によるサプライチェーンの強靱化に資するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aを積極的に支援し、その海外事業展開を金融面から支援していきます。
注釈
- *1
株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社滋賀銀行、株式会社紀陽銀行及び株式会社みずほ銀行