イスラム投資・輸出保険機関と覚書を締結
中央アジア5カ国向け支援における日本とイスラム諸国のビジネス機会創出に向けた協力を促進

• 地域: 中東
• 環境

1. 株式会社国際協力銀行（JBIC、総裁：林 信光）は、8日、カザフスタン共和国のアスタナで開催された「中央アジア＋日本」ビジネスフォーラムの機会を捉えて、イスラム投資・輸出保険機関（The Islamic Corporation for the Insurance of Investment and Export Credit、略称：ICIEC）との間で、環境保全プロジェクト等の形成促進を目的とする業務協力協定を締結しました。
     
2. ICIECは、JBICが業務協力協定を締結^*1しているイスラム開発銀行（Islamic Development Bank、略称：IsDB）グループ傘下に設立された、イスラム法に則した保険の引受等を行う国際金融機関であり、中東各国による中央アジア向け投資促進に貢献しています。本協定は、JBICとICIECとの間で、中央アジア5カ国^*2を含む地域における環境保全分野等での協力関係を強化することを目的としています。
     
3. 本協定の締結により、同地域における日本企業のビジネス機会創出及び中央アジアの持続可能な発展に向け、日本、中央アジア5カ国及びイスラム諸国との関係深化に貢献することが期待されます。
     
4. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした国際金融機関とも緊密に連携し、中央アジアにおける日本企業のビジネス機会の創出を支援していきます。
     

注釈

1. *1 
   2016年8月29日付プレスリリースをご参照ください。
2. *2 
   カザフスタン共和国、ウズベキスタン共和国、トルクメニスタン、タジキスタン共和国、キルギス共和国