- 地域: アフリカ
- 環境
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、横浜で開催中の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の機会を捉えて、西アフリカ地域の開発金融機関である西アフリカ開発銀行(Banque Ouest Africaine de Développement、以下「BOAD」)との間で、西アフリカ諸国における地球環境保全に貢献するビジネスの促進を目的とする業務協力に関する覚書を締結しました。
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BOADは、西アフリカ経済通貨同盟(West African Economic and Monetary Union)の加盟国(コートジボワール、ベナン、セネガル、ニジェール、トーゴ、ブルキナファソ、マリ、ギニアビサウ)によって設立された地域開発金融機関であり、加盟国の持続可能な開発と西アフリカの経済統合推進等をミッションとしています。
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JBICは、2019年8月に横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)、および2022年8月にチュニジアで開催された第8回アフリカ開発会議(TICAD8)において、西アフリカ地域で日本企業が関与する、環境保全に貢献するプロジェクト形成促進を目的とした業務協力に関する覚書をBOADとの間でそれぞれ締結しています*1。今般締結した覚書は、日本企業による西アフリカへの進出の拡大傾向と西アフリカ諸国における地球環境保全に関する具体的なニーズを踏まえ、これまでの覚書を発展させるものであり、両機関の協力関係を一層強化することを目的としています。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、海外の地域開発金融機関等とも連携しつつ、アフリカにおける日本企業のビジネス機会の創出を支援していきます。
注釈
- *1
2019年8月30日付プレスリリースおよび2022年8月29日付プレスリリースをご参照ください。