- 地域: アジア
- 一般製造業・サービス業
- 投資金融
2015年3月26日
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株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:渡辺 博史)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、株式会社みずほ銀行及び株式会社三菱東京UFJ銀行との間で、市光工業株式会社(以下「市光」)による中華人民共和国(以下「中国」)法人無錫光生科技有限公司(以下「光生」)の株式取得に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました。
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本件は、JBICが両行との間でそれぞれ締結済のM&Aクレジットライン設定のための一般協定に基づき、両行を通じて融資を行うものです。(買収総額155百万人民元*2に対し、JBIC融資承諾額計約14百万米ドル限度)。
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光生は、中国江蘇省無錫市を拠点に、ドアミラー、金型、治具等の自動車用部品の開発、製造、販売、技術サービス提供等を行っています。市光は、すでに光生の株式の50%を保有していましたが、本件株式取得によって光生を完全子会社化し、中国国内における経営資源や仕入・販売網等を取り込むことで、グローバルな事業基盤の強化を企図しております。
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本融資は、日本企業による海外でのM&Aに必要な長期外貨資金を本邦金融機関と連携して機動的に供給することで、日本企業の海外における事業拡大や新たな事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものです。
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JBICは今後も、日本の公的金融機関として、民間金融機関と連携しつつ、日本企業による海外M&Aへの支援を行っていきます。
注釈
- *1 2014年7月1日付お知らせをご参照下さい。
- *2 約28百万米ドル相当です。