- 地域: 中南米
- インフラ
- 環境
- 事業開発等金融
-
株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、本日、東京で開催された第14回日伯賢人会議の機会を捉え、ブラジル国立経済社会開発銀行(Banco Nacional de Desenvolvimento Econômico e Social、以下「BNDES」)との間で、融資総額185百万米ドル(うちJBIC融資分111百万米ドル)を限度とするクレジットライン設定に関する融資契約を締結しました。本件は、シティバンク、エヌ・エイ東京支店および株式会社西日本シティ銀行との協調融資により実施するものです。またJBICは、民間金融機関の融資部分に対し保証を提供します。
-
BNDESは、ブラジルにおいて長期事業資金の供与を担う唯一の政府系金融機関であり、ブラジル経済の持続可能な発展の支援をそのミッションに掲げ、気候変動対策や産業イノベーション支援等を積極的に支援しています。また、JBICとBNDESはブラジルの産業投資、輸出振興、インフラ整備事業等に関する融資や技術協力等を通じて、60余年にわたる緊密な協力関係を構築しています。2025年11月には、国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP 30)の機会を捉えて、バイオ燃料分野および送電分野を中心とする気候変動対策分野を対象としたクレジットラインの組成を目的に覚書付属書を締結しており*3、今般のクレジットライン設定は同覚書付属書に基づくものです。本件は、インフラ支援に強みを有するBNDESとの協力関係を通じて、JBICの支援対象を、バイオ燃料の製造のみならずロジスティクス開発まで拡大するとともに、JBICとBNDESとの協業関係の強化に資するものです。
-
JBICは、2024年6月に公表した第5期中期経営計画において、カーボンニュートラルと経済発展の統合的実現への貢献を取組目標に掲げています。また、2021年10月にESGポリシーを公表し、新興国・途上国における脱炭素社会の実現に向けたエネルギートランジションを加速させ、世界全体でのカーボンニュートラル実現に貢献できるよう取り組んでいます。本融資は、こうしたJBICの中期経営計画やESGポリシーに沿った取り組みです。
-
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、海外の政府系金融機関や地域金融機関を含む民間金融機関と連携しつつ、さまざまな金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、地球環境保全に向けた取り組みを金融面から支援していきます。

注釈
- *1
2018年7月2日付お知らせをご参照ください。
- *2
2025年3月26日付 プレスリリースをご参照ください。
- *3
2025年11月14日付 プレスリリースをご参照ください。





