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地球環境保全業務の下でのブラジル国立経済社会開発銀行に対する第6次クレジットラインの設定
ブラジルにおける送電プロジェクトおよびバイオ燃料プロジェクト等を支援

  • 地域: 中南米
  • 環境
  • 事業開発等金融
2025年3月26日
  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:林 信光)は、25日、ブラジル連邦共和国(以下「ブラジル」)のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領来日の機会を捉え、ブラジル国立経済社会開発銀行(Banco Nacional de Desenvolvimento Econômico e Social、以下「BNDES」)との間で、総額190百万米ドル(うちJBIC融資分95百万米ドル)を限度とするクレジットライン設定に関する融資契約を、締結しました。本件は、シティバンク、エヌ・エイ東京支店および株式会社西日本シティ銀行との協調融資により実施するものです。またJBICは、民間金融機関の融資部分に対し保証を提供します。
      
  2. 本クレジットラインは、地球環境保全業務(通称「GREEN」)*1の一環として、ブラジルにおける送電プロジェクトおよびバイオ燃料プロジェクト等に必要な資金を、BNDESを通じて融資するものです。同行向けには、2011年3月以降過去5回にわたりクレジットラインを設定しています*2
      
  3. BNDESは、ブラジルにおいて長期事業資金の供与を担う唯一の政府系金融機関であり、ブラジル経済の持続可能な発展の支援をそのミッションに掲げ、従来からのインフラ支援に加え、気候変動対策や産業イノベーション支援等を積極的に支援しています。JBICとBNDESはブラジルの産業投資、輸出振興、インフラ整備事業等に関する融資や技術協力等を通じて、60余年にわたる緊密な協力関係を構築しています。今般、本融資契約締結と合わせて、鉱物資源、持続可能なエネルギー資源および気候変動対策分野等における協力を強化するための覚書を締結*3するなど、今後一層の関係強化が期待されます。また、ブラジル政府は、パリ協定に基づく気候変動対策計画である「Nationally Determined Contributions(NDC)」において、2050年までのネットゼロ達成に向けて、温室効果ガス(GHG)排出量を2035年までに2005年比で59~67%削減することを掲げるなか、Programa de Aceleração do Crescimento(PAC、成長加速プログラム)において、再生可能エネルギーおよびバイオ燃料の開発を具体的な投資案件として挙げており、本件はブラジル政府の取り組みに貢献するものです。また、両国は2023年5月のG7広島サミットにおける両国首脳会談にて、ブラジルが高いポテンシャルを有するバイオ燃料・合成燃料等と、ハイブリッドエンジン等の日本の高性能なモビリティ機器を組み合わせ、カーボンニュートラルの実現を目指す新たな国際枠組み「ISFM(Initiative for Sustainable Fuel and Mobility)」を立ち上げており、本件は同枠組みに合致するものです。
      
  4. JBICは、2024年6月に公表した第5期中期経営計画において、カーボンニュートラルと経済発展の統合的実現への貢献を取組目標に掲げています。また、2021年10月にESGポリシーを公表し、2030年までの自らのGHG排出量ネットゼロの達成、2050年までの投融資ポートフォリオのGHG排出量ネットゼロの達成を追求するとともに、新興国・途上国における脱炭素社会の実現に向けたエネルギートランジションを加速させ、世界全体でのカーボンニュートラル実現に貢献できるよう取り組んでいます。本融資は、こうしたJBICの中期経営計画やESGポリシーに沿った取り組みです。
      
  5. JBICは今後も、日本の公的金融機関として、海外の政府系金融機関や地域金融機関を含む民間金融機関と連携しつつ、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、地球環境保全に向けた取り組みを金融面から支援していきます。
      

注釈
  1. *1 
    2018年7月2日付お知らせをご参照ください。
  2. *2 
  3. *3 
    2025年3月26日付プレスリリースをご参照ください。

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