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- 証券化・流動化
2013年8月8日
- 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:奥田 碩)は、本日、「サムライ債発行支援ファシリティ(Guarantee and Acquisition toward Tokyo market Enhancement (GATE))」*1に基づき、メキシコ合衆国政府(以下「メキシコ政府」)が、日本において公募債形式で発行する円建て外債(サムライ債)*2の一部を取得しました*3。
- JBICは、2009年12月及び2010年10月に、メキシコ政府が発行したサムライ債計3,000億円に対して、保証を供与する一方、2012年6月*4に同政府が発行したサムライ債計800億円の一部取得も行いました。今回は、過去3回のJBIC支援の下でのサムライ債の発行等を通じたメキシコ政府に対する東京市場での投資家の認知の高まり等を踏まえ、より長い償還期間の銘柄を含むサムライ債の一部を取得することで、発行支援を行ったものです。
- メキシコ政府への段階的なサムライ債発行支援は、同政府発行債の東京市場におけるプレゼンスの維持・向上に資するものであり、さらに、海外発行体による東京市場でのサムライ債発行を支援することにより、日本の投資家にも幅広い投資機会を提供し、サムライ債市場の活性化に貢献することが期待されます。
- JBICは、今後もGATEを活用し、メキシコ政府との更なる関係強化を図り、同政府との政策対話*5等も活用しつつ、東京市場での諸外国の政府及び政府機関のサムライ債の発行を支援していきます。
注釈
- *1 2010年4月15日付プレスリリースをご参照下さい。
- *2 2013年6月3日付で発行登録書、2013年7月23日付で訂正発行登録書、2013年7月30日付で発行登録追補書類がそれぞれメキシコ政府から関東財務局に提出されています。
- *3 JBICは、これまで、今般のメキシコ政府発行のサムライ債の一部を取得する意思があることを共同主幹事経由で同政府に伝達してきました。これまでの経緯につきましては、2013年7月23日付お知らせ及び2013年7月30日付お知らせをご参照下さい。
- *4 2012年6月1日付プレスリリースをご参照下さい。
- *5 2011年2月23日付プレスリリース、2011年12月27日付トピックス及び2012年10月29日付トピックスをご参照下さい。